【中止可能性】2021東京オリンピック延期！新型コロナの影響でチケットはどうなる？終息はいつ？【最新情報】

【2020.3.31最新追記】東京オリンピックはの2021年7月23日に開幕することが決まりました。

【追記】東京オリンピック・パラリンピックの2021年夏への延期が決定しました。

2020年もスタートして2ヵ月が経とうとしていますが、中国を中心に世界中で新型コロナウイルス（COVIDー19）が猛威を振るっています。

なかなか終息の道筋が見えない中、気がかりなのは7月・8月に開催される東京オリンピック・パラリンピックへの影響です。

新型コロナウイルスの影響で東京オリンピックが延期や中止は？

東京オリンピック、延期や中止の可能性はあるのでしょうか？心配されている方も多いと思いますので、予想される東京五輪への影響や現在の新型肺炎（コロナウイルス）の状況を最新情報からまとめていきます。

【中止の可能性は？】東京オリンピック延期！コロナの影響と最新情報まとめ

新型コロナウイルス現在の状況

コロナウイルスとは？

発熱や上気道症状を引き起こすウイルスで、人に感染を起こすものは６種類あることが分かっています。それらの中には、中東呼吸器症候群（MERS）や重症急性呼吸器症候群（SARS）などの、重症化傾向のある疾患の原因ウイルスも含まれています。それ以外の４種類のウイルスは、一般の風邪の10～15％（流行期は35％）の原因となるものです。

引用：厚生労働省/新型コロナウイルスに関するQ&A

コロナウイルスはどうやって感染する？

①飛沫感染
1.感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出
2.別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染
※主な感染場所：学校や劇場、満員電車などの人が多く集まる場所

②接触感染
1.感染者がくしゃみや咳を手で押さえる
2.その手で周りの物に触れて、ウイルスが付く
3.別の人がその物に触ってウイルスが手に付着
4.その手で口や鼻を触って粘膜から感染
※主な感染場所：電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなど

新型コロナウイルス発生はいつ？

中華人民共和国湖北省武漢市で、令和元年12月以降、新型コロナウイルス関連肺炎の発生が報告され、世界保健機関（WHO）は2020年1月30日、ジュネーブで会見し、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と宣言しました。

世界の感染者数（感染者が多い順に一部を記載）

2020年4月15日 12:00時点　　※厚生労働省の発表を元に随時更新します

日本国内の感染者発生状況

感染者（PCR検査陽性）数【16,385名】

死亡者【771名（前日比 ±10）】

2020.5/20 12:00時点　※クルーズ船は対象外　　※感染者=PCR検査陽性者

クルーズ船での発生状況について

２月３日より横浜港で検疫を実施しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」について、新型コロナウイルスの陽性が確認されたのは、延べ713名中218名となり、感染症病棟を有する医療機関に搬送されました。

追記：全ての乗客の下船が完了しています。船内での検査では陰性だった方が、下船後発症し再検査で陽性になっているケースが多数報告されています。

なぜ中国だけ死亡者が増えているのか？

世界中で感染者数は増加していますが、死亡者が増えているのは中国のみとなっています、他国と比べ感染者数も圧倒的に中国が多いので、「中国だけで死亡者が出ている」とは言えませんが、患者が多すぎて重篤な患者が十分な治療を受けられなかった事も要因としてあるようです。

回復者がいることも忘れてはいけない

毎日報道される感染者数の増加に危機感も高まりますが、一方で「感染しても症状がない人」、「治療を終えて退院した人」が多数いることも忘れてはいけません、正しい情報を元に一人一人が予防を徹底することが大切だと思います。

新型コロナウイルス感染予防法

新型コロナウイルスに対しては、通常のインフルエンザウイルスと同様の感染予防法が有効だと考えられています。

• マスクの着用
• 咳や発熱などの症状のある人に近づかない
• 人混みの多い場所に行かない
• 石鹸による手指からひじまでの洗浄
• アルコールによる消毒・殺菌、うがい、洗顔
• 室内の湿度を50〜60%に保つ
• 十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておく

【新型コロナウイルス】東京オリンピックへの影響は？

はたして新型コロナウイルスの蔓延で東京オリンピックはどうなってしまうのか？先が見えないだけに不安が広がります。

中国で開催予定だった一部種目の五輪出場権予選大会と国際大会が中止されたり開催場所が変更されとすでに五輪への影響が出始めています。

小池百合子・東京都知事も「新型コロナの拡散を食い止められるように確固として努力しなければならない」とし「そうでなければ我々は後悔する」という話しています。

そもそもオリンピックって中止になるの？

調べてみると過去に夏季オリンピックが3回、冬季オリンピックが2回、計5回中止になっています。

○中止になった夏季オリンピック↓

• 1916年　ベルリンオリンピック（理由：戦争）
• 1940年　東京オリンピック（理由：戦争）
• 1944年　ロンドンオリンピック（理由：戦争）

○中止になった冬季オリンピック↓

• 1940年　札幌オリンピック（理由：戦争）
• 1944年　コルチナ・ダンペッツオオリンピック（理由：戦争）

ご覧頂いたように中止になったオリンピックはいずれも「戦争」が理由となっています。もし仮に東京五輪がウイルス拡散の影響で中止となれば、戦争以外の理由では初ということになります。

終息はいつ？東京オリンピックに間に合う？

専門家によると流行のピークは4月頃になるとの予想もあります。
そうなると東京オリンピック・パラリンピックの開催期間中もまだ流行期にある可能性が高いです。

過去の例を見ると、大流行したSARS（サーズ）の時は、発生から終息宣言まで約８カ月かかりました。単純に比較はできませんが、今回の新型コロナウイルスも8ヵ月掛かるとすると、終息時期はおおよそ7〜8月頃、ちょうどオリンピック・パラリンピックの開催時期とかぶります。となると少なからず何らかの影響はあるのではないでしょうか。

ネットの東京オリンピック中止情報はフェイク

2020年1月に日本のTwitterトレンド上で「東京オリンピック中止」というワードが入り、中止が決定したかのような情報が飛び交いましたが、これはデマです。

IOC(国際オリンピック委員会)が東京オリンピックでの新型肺炎などの感染症対策について、WHO(世界保健機関)と協議はしていますが。中止が決定したという情報（発表）は一切ありません。

もし中止の場合チケットはどうなる？

東京オリンピック公式のチケット販売ページに払い戻しについての規約も記載がありますが、もし仮にオリンピックが中止となれば世界中を対象にした対応が必要になってきます。ですので、中止が決定した後に払い戻しについての特別な措置がとられると思われます。

追記1：大会組織委員会は「予定通り開催」と発表

【2月6日】東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会（Tokyo Organising Committee of the Olympic and Paralympic Games）は6日、感染が拡大している新型コロナウイルスがパニックを引き起こすといううわさを振り払い、大会は「予定通り開催される」と発表しました。

感染が急速に拡大している新型コロナウイルスに対応するための対策本部を設置しました。その一方で、武藤敏郎事務総長は大会の開幕が7月24日から動くことはないと話しています。

トーマス・バッハ会長「今後も開催に向け全力を尽くす」

国際オリンピック委員会（IOC）のトーマス・バッハ会長は3月3日

「IOCは7月24日から開催予定の東京オリンピック成功に向けて、今後も全力を尽くしていく」

と宣言しました。又、アスリートには、ホームページなどを通じて最新の情報を届けていくことを約束し「東京大会の成功を確信している。選手たちには準備を続けてほしい」とも語りました。

追記2：東京五輪・パラ 延期含めた検討開始 ４週間以内に結論 ＩＯＣ

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて東京オリンピック・パラリンピックの開催に懸念が広がるなかＩＯＣ＝国際オリンピック委員会は22日、大会の延期を含めた具体的な検討を組織委員会などとともに始め４週間以内に結論を出すと発表しました。

東京都の小池知事は「中止はあり得ない」と話していますが、世界中の各競技連盟からも中止や延期の要請が出ているとこと、世界的にも感染拡大の状況なので、「延期」の可能性も出てきたと感じています。

結果：中止の可能性も捨てきれない

国をあげて取り組んできたイベントに致命的な影響が及ぶ可能性はありますが、個人的には開催を望んでいます。WHOの終息宣言が出るまでは、今後の状況を見守り、予防に努める必要があると思います。世界中が連携してこの危機を乗り越える日が来ることを願っています。

追記：2020年3月16日↓

【3月13日 AFP】国際オリンピック委員会（記事&category%5B%5D=ワールドカップ&category%5B%5D=五輪”>Thomas Bach）会長は12日、新型コロナウイルスのパンデミック（世界的な大流行）を受けた記事&category%5B%5D=ワールドカップ&category%5B%5D=五輪”>WHO）の勧告に従うと表明した。

日本国内での爆発的な感染拡大は踏みとどまっていますが、世界、特に欧州では爆発的に感染が拡大しています。今後、南半球でも感染拡大が予想される中、IOCのバッハ会長もWHOの勧告に従うと話しました。

コロナウイルスに限らず感染症のリスクは常にある

東京オリンピックの開催は7・8月、気温と湿度が高くなれば新型コロナウイルスの活動は弱まるとも言われていますが、開催時期の真夏は、南半球では冬。南半球で流行しているインフルエンザ・麻疹・風疹などのウイルスが日本に持ち込まれ、感染が拡大する可能性もあるります。過去には16年のリオ大会はジカ熱、14年のソチ冬期大会は麻疹（はしか）が流行しました。
人の動きが大きなイベントには常に感染症のリスクはあります。個人が正しい知識・情報を持ち日頃から予防につとめることが大切です。

参考：【厚生労働省】新型コロナウイルスに関するQ&A

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