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イクメンと言う言葉が世の中に定着してきました。
でも私はずっとこの言葉に違和感を感じています。
「イクメン」と呼ぶな!「父親」でいいじゃないか!
そう思う理由を書きました。
こんにちは!2児の父、Fujioです。
突然ですが、私が毎日こなすタスクは下記です↓
- 朝食作り
- 息子達を起こして、身支度させる
- 長男を送り出し、次男を保育園へ送迎
- 長男の宿題のフォロー
- お風呂掃除
- 息子達とお風呂に入る
- 保湿クリームを塗ったり、着替えさせる
- 寝る前の歯磨き→寝かしつけ
- 食器洗い・生ゴミの処理・シンクの掃除
- 翌日のご飯(炊飯)セット
だいたいこんな感じです。学校の行事・病院・地区の集まりごと等も、妻と分担してやっています。
決して「これだけやってるぞ、どやぁ!」と言いたいわけではありません。父親であることの本音を伝えたいと思います。
イクメンではありません、ただの父親です
「イクメン」という言葉、嫌いです。
イクメンと呼ばないで
(以下Fujioの主観です)
以前、広告代理店の若い営業さん(男性)と打ち合わせの席で雑談をしていたときに「毎日お風呂入れてるんですよ〜」とその方がドヤ顔で話すのを聞いて、、
お風呂に入れた後、保湿クリーム塗るのは?パジャマを着せるのは?髪を乾かすのは?寝かしつけるのは?もちろんお風呂掃除してますよね?
と、聞くと案の定
「お風呂に入れるだけ」とのこと。しかし、この様な会話でも相手に対して「イクメン」という印象をもつ人もいるんだと思います。公園で少し遊んだり、オムツを一つ換えただけで「イクメン」だという認識が広まってしまっている感じがします。SNSではパパに対するママの愚痴がいっこうに減りませんし(苦笑)
又、下記は私のツイートです
そもそも「イクメン」なんて、女性が子育てをする前提に生まれた言葉。というか、自分の子供を育てるのに「イクメン」もなにもないだろうと思うのですが?そんな言葉必要ですか?
TVなどでも、芸能人を「イクメンですねー」なんて持ち上げて、気持ち悪いです。
芸能人や有名スポーツ選手がインスタ等に子どもをだっこして笑顔の写真なんかをアップしたりしていますが、それに対して「良いパパ」とか「幸せファミリー」とかコメントが寄せられているのを見て、ほんとかよって思います。
以前、女性経営者の方とお話をしたときの言葉をよく思い出します。
女性社長
行政が作った子育てポスターがだめなの。公園でパパが子どもを抱き上げてるあの写真。男は単純だから、これが理想の父親なんだって勘違いしちゃうの。はっきり言って迷惑よ。
女性社長
ママだって家事から離れて子供と公園で遊んで、子供の成長を感じたいの、だから本音を言えば必要なのは、カジ(家事)メンなのよ。もちろん育児も手伝って欲しいけどね。
まさにその通りだと思いました。
ママ達が求めているのは家事メン!
とくに地方では共働きの家庭が多く、片方が「稼いでいる」とデカイ顔をするのはおかしいと思います。我が家も妻はフルタイムの正社員で働いているし、自分の周りでは「専業主婦(夫)」という家族はあまり聞いたことがありません。
自分の事を正当化したり自慢するつもりはないけれど、家事も育児もできる限り夫婦で分担してきた。もちろん私がフリーランスという立場で時間のコントロールができるとういう状況はあるにしろ、妻に任せるところは任せ、自分のできることはしてきた。「イクメン」なんていう自覚もないし、「イクメン」なんて呼ばれたくもない。父親です。
息子達といるのはいつも楽しいし、幸せだなぁと思うことの連続
しかしながら洗濯物は溜まるし、部屋は汚れる、子供は天才的自由人だから目が離せない、大人には理解できない理由で兄弟げんかを始めるし。すぐにお腹が空く、うんちが背中から漏れてる、洗濯物の中に紙おむつが・・・成長してくれば話を聞かないし、返事もしない、ご飯のおかずに文句を言ってくる
そんな事が連続の毎日。でも不安や苦労も「こどもの未来」に繋がることなら全て夫婦で分かち合うべきだと思う。二人の子供なんだから。もっと子供と向き合う喜びや幸せをパパ達は知るべき、ほんとに一瞬しかない子育ての時間を大切にするべき。だれが言い出したかしれない「イクメン」なんて言葉は必要ない「父親」でいいじゃないですか。
育児をするパパ達を否定する気はありません、イメージ先行で「イクメン」という言葉が使用する違和感が不快なんです。「イクメン」という言葉のおかげで「家庭は女性が守る」というひと昔前の考えが変わってきていることも確かです。
子育て世代の約半数が「自分の父親と比べ、パパが子供と遊ぶ時間は増えている」と考えていることが分かった。育児に積極的な「イクメン」の増加を裏付ける数字だが、母親の大半は「もっと遊んであげてほしい」と満足していないことも明らかになった。
引用:JIJI.COMより(2019年6月)
調査は知育玩具の販売などを行う「ボーネルンド」(東京)が実施。幼稚園や保育園に通う子を持つ30代の男女計1287人から回答を得た。
調査によると、父親が子供と遊ぶ頻度は「週2~3回」が最多で42.2%。毎日が24.2%、4~5回が14.8%と続く。父親が子供と遊ぶ時間が、現在と自分の幼少期とでどう変化したかという質問では、50%が休日に増えたとし、平日でも40.4%が増加と答えた。
一方、母親の86.9%は「もっと遊んでほしい」と回答し、ママ側はまだ足りないと感じていることが明らかに。また、父親の58.6%が「妻が忙しいときに子供と遊んでいる」としたのに対し、妻側は73.5%が「自分が手が離せないときはもっと遊んでやってほしい」と考えており、夫婦間の意識のずれも浮き彫りになった。
母親が求める遊びの内容は、「普段させてあげられない」「母親より父親向き」という理由で、運動や自然体験が多かった。しかし、6割以上が父親の遊び方に不満を感じており、その理由としてはスマホをしながらなどの「ながら遊び」を挙げる人が約8割と、圧倒的に多かった。
同社の担当者は「父親の育児参加が進む中で、ただ協力するだけでなく、内容の充実も求める母親が増えているのでは」と話している。
上記の記事にもあるように、変化も間違いなくありますが
「子どもと遊ぶ=イクメン」ではないですよね、自分の子どもと遊ぶなんてあたりまえのことです。ただ、この様にしていちいち持ち上げないといけないことが元々の問題なんだと今は思います。
私も男性ですので、世のおやじ達のために、ママ達に伝えたいのですが
パパ達は「自分なりにやってるつもり」でいます。それにどうしても子育ては母親主体になりがちなので、自分から「やる」と言いづらいのです。なので優しく「これをやれ」と言ってあげて下さい。「もっと育児・家事に携わりたい」と思っているパパ達は多いはず。パパ達の育児・家事は完璧ではないかもしれないけど、頑張りを認めて感謝を伝えて上げて下さい。(もちろんパパ目線でも言えること)下記の記事にパパ達の本音をまとめてみましたので是非読んでみて下さいね。
当たり前のように、子育ての事、相談してあげて下さい。子どもと直接触れ合わなくても家事を頑張って、ママの負担を減らして上げることも結果的に「子育て」に繋がっていると私は思います。
愚痴みたいなブログでしたが、最後までお読み頂きありがとうございました。最後に同じような考えを持ったパパ達のツイートをご紹介して終わります。