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こんにちは!フリーグラフィックデザイナーのFujioです!
いきなりですが、グラフィックデザイナーって大変な仕事ですよね・・・
例えば・・・
- お客さんから返事が無い
- 永遠に繰り返す修正地獄
- アイデアが浮かばない
- お客さんの指示通り修正していったらク○ダサくなった
- なんだかんだ言って体力勝負
悩み・苦労は尽きません。
SNSでもグラフィックデザイナーの苦悩の声は多い
Twitterなどで「お客さんが○○で困る」というデザイナーさんのつぶやき(愚痴)を見かけます。「分かるなー」と思って「イイネ」を押すのですが、お客さんにもいろいろなタイプの担当者さんがいらっしゃいますので悩みはつきません。今回はそんな困った「あるある」をピックアップし、問題の解決法を考えてみたいと思います。
グラフィックデザイナーって大変「困った」時の解決法
まず最初のグラフィックデザイナーは大変あるあるはこちら↓
お客さんが連絡をくれない!
「○○日が校了ですので、ご連絡下さい」
みたいなやりとりをするんですけど、
いっこうに連絡をくれないお客さんいますよね
入稿の締め切りがある案件などでは本当に困ります。
しびれを切らして、TELをするんですが
お客さん
あーちょっと待って下さいね
と、その場で確認を始める(見てないんかい!)
何日前に送ったと思ってんだ
Fujio
お客さん
はい、OK!
そんな一言、すぐメールで送れるだろ!
Fujio
疲れます。
基本的にはこういうお客さんは「尻たたき」攻撃してますw「どうですか?」とメールやTELをしまくります。ウザがられる事は覚悟の上です。入稿に間に合わないという悲劇に比べたらたいしたことないです。
みなさん実践されているとは思いますが、締め切りを余裕をもって早めに設定するのも裏ワザですね。
送ってもらったロゴデータがweb用の低解像度
印刷物などの制作で先方から素材を提供してもらうことって多いですよね、
送って頂いたロゴデータが小さいんですが
Fujio
お客さん
じゃあこのパンフレットからスキャンして
(これはまだ、まし)
お客さん
このチラシから商品写真とって
(ウラ面の文字透けてる、作業時間倍増)
これはあるあるの鉄板だとおもうのですが、最初の打ち合わせでどのようなデータがベストなのか、伝えることで解決できると思います。
修正を重ねる度にどんどんダサくなる
お客さんの言うとおりに修正していくと、初校の見る影もなくダサくなることありますよね。デザイナーとしては、指示通りの修正をしないとOKをもらえない、という苦しみもあります。
これは下記でまとめることにも繋がるのですが、
お客さんは修正すればするほど「どうしたらいいのか分からない」というカオス状態になってしまうものです。
又は変な固定概念で固まっていたり、(目立つ色は赤!みたいな)はっきりと「こっちのほうがいい」と言ってあげることが大切です。
今回、ご紹介した「あるある」全てに言えることなんですが、
「顧客教育の不足」
これに尽きると思います。
「解像度?なにそれ?」
「RGB?CMYK?なにそれ?」
「プロなんだからなんとか出来るでしょ!」
お客さんは印刷やデザインに対して専門知識を持っている訳ではありません、
困ったあるあるも、お客様からしてみれば悪意はないのです(と信じたい)
よい物を作り上げるに「お客様の協力は必須」だと考えています!
デザイナーを動かすのは「よい物を作りたい」「売り上げに繋げたい」「集客したい」という、明確で熱い情熱なんです!
正直に言います。デザイナーも人間なので、やる気の無い、丸投げな案件には気持ちが入りません。
お客さんを誘導してあげて、協力して進んでいくことが大切だと思います。
なぜこの素材が必要なのか、なぜこれだけの作業時間がかかるのか、これを最初の打ち合わせでしっかりと明確に伝えることで
結果的に気持ちの入った「よいもの」ができ上がると思います。
最後に
デザイナーのあるあるから、お客さんと協力して良い物をつくる流れを書きました。
でも中には高圧的で全く話しを聞いてくれない人もいます、
もうこれはどうしようもないように思えますが
「本当に自分を必要としてくれているお客さんから仕事を頂く」ことが対策の一つかなと思います。
自分で仕事選んだり、断ったりすることはとても難しい事ですが、
長年やっていると自然と「求められている」案件が寄ってくるんですよね、
不思議。
今回は「自分」=「お客さん」の流れで書きましたが、
会社に所属のデザイナーさんなら「自分」=「営業さん」という構図もあると思います。
「営業さんがもらってきたデータが・・・」よくありますよね(笑)
自分でまとめていても、「大変な仕事だ」って思っちゃいました。最後まで読んで頂きありがとうございました。