【新国立競技場完成】東京オリンピックスタジアムの魅力【芝生はどこ産?聖火台はどこに置く?】

【新国立競技場完成】東京オリンピックスタジアムの魅力【芝生はどこ産?聖火台はどこに置く?】

東京オリンピック開幕まで8ヶ月(当記事公開時)

いろいろなことがあった新国立競技場・・・

旧国立競技場解体から5年の歳月を経て、ついに完成です!

引用:日本スポーツ振興センター公式サイトより

2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場(オリンピックスタジアム)が2019年11月30日竣工(しゅんこう)しました。事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)に、関係書類や鍵が引き渡され、JSCがホームページで発表しました!

この記事では新国立競技場の概要やすごいポイントなどをご紹介します!

2020オリンピックスタジアム【新国立競技場】についてまとめ

https://youtu.be/l6UHv5bk8jw

旧国立競技場について

建設から56年もの間、愛され、陸上競技・サッカー・ラグビーの「聖地」として様々な歴史を刻んできた旧国立競技場(正式名称:国立霞ヶ丘競技場・陸上競技場)。1964年の東京オリンピックの開会式の会場であったことは有名ですが、実は、その少し前に開催されたアジア大会のために建設されたというのはあまり知られていません。

ちなみに旧国立競技場の入場者数の最多記録は、1964年東京オリンピック閉会式の79,383人だそうです。

自分としてはJリーグの開幕セレモニーが印象に残ってます。

新国立競技場の設計は隈研吾 氏

隈 研吾 氏プロフィール

1954年生。東京大学建築学科大学院修了。1990年隈研吾建築都市設計事務所設立。現在、東京大学教授。1964年東京オリンピック時に見た丹下健三の代々木屋内競技場に衝撃を受け、幼少期より建築家を目指す。大学では、原広司、内田祥哉に師事し、大学院時代に、アフリカのサハラ砂漠を横断し、集落の調査を行い、集落の美と力にめざめる。コロンビア大学客員研究員を経て、1990年、隈研吾建築都市設計事務所を設立。これまで20か国を超す国々で建築を設計し、(日本建築学会賞、フィンランドより国際木の建築賞、イタリアより国際石の建築賞、他)、国内外で様々な賞を受けている。その土地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンスケールのやさしく、やわらかなデザインを提案している。また、コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じて、工業化社会の後の建築のあり方を追求している。

引用:隈研吾建築都市設計事務所公式サイト

隈さん曰く、当初はコンペに参加するつもりはなかったそうですが、ゼネコンから声が掛かったことをきっかけに、「これほど大きな仕事に、個人の建築家がかかわることは、最近の保守的な日本ではまずあり得ない。建築家というプロフェッションの火を消さないためにも、覚悟をもって、全力で取り組もう」と参加を決意されたそうです。

“木”を取り入れたスタジアム

コンセプトは「杜のスタジアム」

新国立競技場は、「杜のスタジアム」と題し”木”を取り入れています。周辺環境と調和するスタジアム。木材と鉄骨のハイブリッド構造の屋根となっており、高さを約47.4mと低く設定することで、水平的なラインを強調した、圧迫感の少ないデザインを採用しているんです。

47都道府県の杉を使用

細く連ねられた木材は、47都道府県それぞれの地域で生まれた「杉」を使用しています。木材はそれぞれの産地に向けた方角に並べられ、日本全国の一体感を象徴するデザインを想定。また、使われるそれぞれの木材は、塗装により元の色よりも白みがかった仕上げが施されています。年数を経た後に、木材の色が変化してしまうのを抑えるための工夫もされているんです。

“風”を使った温度調整

地域の風を分析しシミュレーションすることで、夏場の風を場内に取り入れ冬場の北風は上に逃がすような仕組みを作り、スタジアム内の温度を調整。さらに、座席の下にはトンネルに設置されているようなファンを施し、そのファンが暑い時には風を場内に流す役割を果します。

温度管理と防災対策

新しい国立競技場は、外からの風が競技場内へ吹き込むように設計されており、冷風機も計185台を設置する。客席スタンドからフィールドに向かって風が流れ降りていき、競技場内に熱がこもらないという。ミスト冷却設備も8カ所に取り付けられます。

防災面では、競技場内の2、3階にあるコンコースに面積を割いており、待避スペースとして活用できるようになっています。観客席は通路を多めにし、いずれの席からも15分以内に競技場外に出られるとのこと。防災備蓄倉庫もあり、約8万人分の水や保存食品などを置ける。緊急時でも非常用電源が作動し、携帯電話の充電などのためにコンセントも設置されます。

新国立競技場の総工費

1,569億円

新国立競技場の収容人数

オリンピックで使用する場合の収容人数はは68,000人なのですが、ライブで使用する場合はアリーナ部分座席が設置可能なので、アリーナ部分の20,000人を加えて88,000人規模のキャパになります。

またサッカー使用を想定して、オリンピック後には座席数80,000人のモードに出来るよう拡張工事も行う予定もあるとのこと。

聖火台はどこに?

A.まだ決まっていない

聖火台の設置場所はIOCと大会組織委員会が協議して決まります。すでに国立競技場と、東京都江東区の有明と青海地域をつなぐ「夢の大橋」の2カ所に設置されることは決定していますが、競技場のどこに置くかは依然として不明なんです・・・ただ、旧国立競技場に設置されていた聖火台は、国立競技場の東側にある青山門の近くに設置されることが決まっていて、五輪とパラリンピックの期間中はここで聖火がともされる可能性もあるのではないでしょうか。

国立競技場オープニングイベント ~HELLO, OUR STADIUM~

「ドリカム」と「嵐」の出演が決定!!。

「国立競技場オープニングイベント ~HELLO, OUR STADIUM~」は、
“地域や国という垣根を越え、全ての人類がひとつになり、新時代の文化とスポーツの力を発信していけるような拠点にしていきたい。” という思いを込めて、「OUR STADIUM その場所で、人類はひとつになる」をコンセプトとしています。 新しい国立競技場の完成を祝うイベントです。

〈開催日〉 2019/12/21(土) 国立競技場  開場16:30/開演18:30

※〈追記〉イベントは終了しました

新国立競技場で行われる東京オリンピックの種目

2020年東京オリンピック開催時に国立競技場(オリンピックスタジアム)で行われる競技種目については下記の記事をご参照下さい。

新国立競技場のスポーツの公式使用はサッカー天皇杯決勝!

スポーツイベントの公式使用としては2020年元旦にサッカー天皇杯決勝、「鹿島アントラーズVSヴィッセル神戸戦」が行われ、ヴィッセル神戸が初優勝を果たしています。

国立競技場で観戦した人からは不満の声も・・・

オリンピック後はどうなる?

東京五輪後はトラック部分が改修されて、観客席を8万席に増やして球技専用の競技場になる予定。運営権も売却する方針だそうですが、まだ未確定なことが多いようです。

新国立競技場(東京オリンピックスタジアム)へのアクセス

通常時のアクセス情報
JR総武線「千駄ヶ谷駅」「信濃町駅」下車徒歩約5分
都営大江戸線「国立競技場駅」下車徒歩約1分
東京メトロ銀座線「外苑前」下車徒歩約15分
都営バス 早81「渋谷駅」から乗車、「千駄ヶ谷駅前」下車徒歩約5分
都営バス 黒77「目黒駅」から乗車、「千駄ヶ谷駅前」下車徒歩約5分
ハチ公バス 神宮の杜ルート「渋谷駅」から乗車、「千駄ヶ谷駅(東京体育館)」下車徒歩約1分
公共交通機関をご利用ください。

オリンピック開催時のアクセス情報
JR総武線「信濃町駅」「千駄ヶ谷駅」下車徒歩
東京メトロ半蔵門線、都営大江戸線「青山一丁目駅」下車徒歩
東京メトロ副都心線「北参道駅」下車徒歩
東京メトロ銀座線「外苑前駅」下車徒歩
都営大江戸線「国立競技場駅」下車徒歩
公共交通機関をご利用ください。
駅は追加・変更の可能性があります。
アクセシブルルートは「信濃町駅」「千駄ヶ谷駅」「青山一丁目駅」「外苑前駅」「国立競技場駅」の利用を想定しています。

最後に

隈 研吾 氏のメッセージをご紹介して終わろうと思います。

「巨大なモニュメント建築という、古臭い考えではなく、神宮外苑の杜(もり)の一部として、競技場も人々の記憶に残っていく、というあり方がいいと考えています。新国立競技場の敷地では、高度成長期に埋め立てられた渋谷川を、もう一度地表に流すことも計画しています。建物の形がどうだ、ということ以上に、周辺の環境が市民に開かれ、持続性を持って次代につながっていくことが大切だと思い、そこにも力に注いでいます」

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