【子供の食事】よく噛むことのメリットを歯科医に聞いた【いいこと4つ】

ページに広告が含まれる場合があります。

avatar

Fujio

こんにちは!2児の子育てに奮闘中Fujioです。今回は子供にとってよく噛んで食べる事の大切さをお伝えします。

先日、次男を歯医者さんに定期検診で連れて行った際に
歯科医の先生が「よく噛んで食べることのメリット」を教えてくれたので紹介したいと思います。

小さい頃から「よく噛んで食べなさい」と言われた方も多いと思いますが
その理由をきちんと知っている人は少ないのではないでしょうか

このブログを読んで頂いてる方は、子育て中のパパ・ママも多いともいますので
ぜひ今後の子育てに役立て頂けたら嬉しいです!

よく噛むことのメリット【子供の食育】

幼少期によく噛んで食べる習慣をつけることは、むし歯予防にもつながり、脳や言葉の発達、体力の向上などへも良い影響があるといわれます。下記でメリットを解説していきます。

よく噛むメリット1「脳を発達させる」

赤ちゃんがおっぱいを吸って安心するように「噛む」ことも同じような役割があります、 単に食事ということだけではなく、たくさん噛むことであごから脳に信号が伝わり「情緒の安定」や「脳の活性化」に繋がります。

よく噛むメリット2「だ液の分泌が増える」

よく噛むとだ液の分泌が増えます。食べたものを、だ液と混ぜ合わせることにより「消化を助ける」ことや、だ液の力で「虫歯になりにくい」口腔内にすることが出来ます。さらに最近の研究では唾液中の酵素には発がん物質の作用を打ち消す働きがあるといわれています。

よく噛むメリット3「食べ過ぎを防ぐ」

よく噛まずに食べてしまうと早食いの傾向となり「お腹がいっぱいになったから食べるのをやめよう」と脳から出る指令が遅くなり食べ過ぎてしまいます。

よく噛むことで食べすぎを防ぎ、その子に合った適量を食べる習慣が身につきます。 又、よく噛んで味わうことで、食べ物本来の味がよくわかり、味覚が発達します。

よく噛むメリット4「あごを発達させる」

あごが弱かったり、ゆがんでいたりすると体全体の筋肉や姿勢に大きく影響します。幼い頃から噛む動作をたくさんすることで、あごの骨は強く丈夫に、大きく育ちます。乳歯の次に生えてくる永久歯が入るスペースをしっかり確保することができ、歯並びもよくなります。

よく噛んで食べるメリット

ひみこの歯がいーぜ

学校食事研究会が「よく噛む」ことの大切さを伝えるわかりやすい標語を作りました。「ひみこの歯がいーぜ」です(笑)

』=肥満防止。よくかんでゆっくり食べることで脳が満腹感を感じ、食べ過ぎを防ぐことができる。

』=味覚の発達。よくかむことで食べ物本来のおいしさを感じることができ、味覚が発達する。

』=言葉の発達。かむことにより顔の筋肉が発達すると、言葉を正しく発音できるようになり、顔の表情も豊かになる。

』=脳の発達。かむことでコメカミ付近がよく動き、脳への血流が良くなり、脳の活性化に役立つ。

』=歯の病気予防。かむことで歯の表面が磨かれ、唾液もよく出るようになり、虫歯や歯周病の予防につながる。

』=がんの予防。唾液の成分である「ペルオキシダーゼ」には、食品中の発がん性を抑える働きがあると言われている。

』=胃腸の働きを促進。食品をかみ砕いてから飲み込むことで胃腸への負担が軽くなり、胃腸の働きを正常に保ってくれる。

』=全身の体力向上。しっかりかむことで歯やあごが鍛えられ、歯を食いしばったり、全身に力を入れたりできるようになる。

子供が「噛む」ことが上手になるオススメの食べ物

  • 2〜3歳 リンゴや柿などの硬めの果物
  • 4歳〜 ごぼう・れんこん・切り干し大根・フランスパンなど

小さい子には、大人がお手本を見せ「よくかみかみして食べると美味しいね」などとお話ししながら楽しく教えて上げるとよいですね!

私自身も早食いの傾向があるので、息子達と一緒に「よく噛む」ことを頭に置いて食事をとりたいと思います。