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Fujio
こんにちは!フリーデザイナーのFujioです
この記事の内容
・web魚拓の取り方(ウェブサイトを見る方法)
・閉鎖してしまったウェブサイトを再び見る方法(web魚拓他3つ)
私はweb・グラフィックデザインの仕事をしていますが、「参考にしていたウェブサイトが閉鎖していた、、」なんて事がよくあります。
- 「削除されたニュース記事を見たい」
- 「リンク先のページが消えてしまった・・・」
- 「あのデザインを参考にしたい」
- 「あのwebサイト面白かったな・・・」
例えば上記の様に、閉鎖してしまったウェブサイトを、また見たいと思う方は意外と多いのではないでしょうか、
この記事では、閉鎖してしまったウェブサイトを再び見る方法を3つ紹介します。
※当記事で紹介する方法で全てのサイトが表示できる訳ではありませんので御了承下さい
web魚拓系サイトで見る
まず一つ目の方法は、web魚拓でサイトを見る方法です。
web魚拓とは
過去のホームページを貴重な遺産として捉え、収集しているサービスが世界中に数多く存在します。日本国内のサービスの一つが「web(ウェブ)魚拓(ぎょたく)」です。
web(ウェブ)魚拓とは、その時点のウェブサイトを保存してくれるサービスです。誰かが保存したサイトがこちらに残っている可能性があります。
一方で、誰かがweb魚拓を取った(保存した)サイトしか残らないというデメリットもあります。
そして、robots.txtによるキャッシュ拒否を行っているサイトはアーカイブできません。
web魚拓の取り方(使い方)
使い方はシンプルでウェブ魚拓にアクセスし、見たいwebサイトのURLやキーワードを入力して検索するだけです。
その他の魚拓系サイト
□Wayback Machine(https://archive.org/web/)ウェブアーカイブの大御所。収集したwebサイトの数は4600億件以上。
□Webpage Archive(http://archive.is/)
□WARP(http://warp.da.ndl.go.jp/)日本の国立国会図書館が行っているインターネット資料収集保存事業
Internet Archive(インターネットアーカイブ)
インターネットアーカイブとは、Web上に公開されている膨大なページの情報を保存してアーカイブし、無償で閲覧することができるサービス運営するサンフランシスコにある非営利団体です。
ウェイバックマシンで過去のサイトを見る
インターネットアーカイブとはあくまで団体名であり、実際には“ウェイバックマシン”というサービスで過去のウェブサイトを閲覧することができます。
使い方はシンプルでURLやキーワードを入力して検索するだけです。
自動的にロボットがクロール(巡回)してwebサイトを保存しているので、web魚拓のように誰かが保存の手順を踏む必要はありません。
ただし世界中のwebサイトを対象としているので巡回のペースが一定期間空いてしまう特徴があります。
Googleキャッシュから見る
Googleは、世界中のサイトを巡回し、収集したデータ(キャッシュ)を同社のサーバに保存しています。
削除・閉鎖が比較的最近行われたウェブサイトなら、Googleの検索結果に表示される「キャッシュ」をクリックすることで、変更前のサイトを参照できる可能性が高いです。
逆に古いページが表示されていることも
以前クライアントから「ホームページをリニューアルしたのに更新されない」と相談されたことがありました。実はこれも「キャッシュ」が影響していることがあります。
上記で紹介したこととは逆にブラウザが古いキャッシュを読み取り、サイトを表示しているためです。
「強制再読み込み(スーパーリロード)」や「キャッシュのクリア」をすることで最新のwebサイトを表示できるようになります。
方法は各ブラウザで異なりますので、今回は割愛しますが、「キャッシュのクリア」などで検索してみるとすぐに説明しているサイトが見つかると思います。
web魚拓の取り方/閉鎖した過去のウェブサイトを見る方法まとめ
- WEB魚拓系サービスで見る
- Internet Archive(インターネットアーカイブ)
- Googleキャッシュから見る
古いウェブサイトを見る方法を3つご紹介しました。
例えば、リンクをたどった時に、「404Not Found このページは存在しません」と表示されることがあります。「どんな内容の記事だったんだろう」と気になりますよね。
そんなモヤモヤを、今回紹介した方法で解決することが可能です。
あのサイトをもう一度見たい!という方は試してみて下さい。