【入学・新学期】子供の生活のリズムを整える方法【小学生向け】

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こんにちは!2児の育児に奮闘中のFujioです!

長い休み(春・夏・冬休み)で普段の生活のリズムが崩れがちの子供も多いと思います。

我が家も長い休みはついつい親も一緒になって夜更かしをしてしまいがち・・・

からだの中には「体内時計」といって目には見えない(あたりまえ)時計があります。毎日ほぼ同じリズムで生活をしていると、体内時計がうまく働き、心と体の調子を整えることに繋がります。

この記事では、お子さんと一緒に実践できる「生活のリズムの整え方」を紹介します。長い休みで崩れてしまった生活リズムをゆっくり整えていきましょう!

  • 朝なかなか起きられない
  • 午前中の授業に集中できない
  • 夜なかなか寝付けない
  • 食欲がない

子供に上記のような症状がみられるパパ・ママの参考になると思います。

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Fujio

この記事の内容は長男が通う小学校の保健室の先生(専門家)と面談した時に教えて頂いたことを基に作成しています。

合い言葉は「早寝・早起き・朝ご飯!」

早起き

朝日をしっかり浴びることで体内時計がリセットされ、1日元気に過ごすことが出来ます。又、朝の光を浴びることでセロトニンの分泌が促されます

「セロトニン」は「幸せホルモン」とも呼ばれる精神を落ち着かせる神経伝達物質で、体内で合成されるものです。セロトニンが不足すると気分が落ち込む、眠気を及ぼす「メラトニン」が作られず不眠になるなど、毎日を元気に過ごすことができなくなります。

朝起きるのが遅いと学校でも頭がぼーっとして、学習に力が入らない、学習内容を理解できないことがストレスとなり、日中にイライラしてきれやすくなるといったことも出てきます。

朝ご飯をしっかり食べる

簡単に食べられるパンやバナナ、牛乳など、まずは少しずつでもいいので何かを食べる習慣をつけましょう。しっっかり噛むことも大切です。

 ⇒【子供の食事】よく噛むことのメリットを歯科医に聞いた

何かを食べると身体がぽかぽかとあたたまります。寝ているあいだ人の体温は低下しているため、体温を上昇させるためにも朝食が役立ちます。

体温が低いと人はエネルギーを節約しようと自然に動きを小さくしてしまいますが、エネルギーが充満すれば身体も脳も活動的になり、登校や勉強に取り組む活力も生まれます。

子供の生活のリズムを整える方法

うんちをする

うんちの色や形、やわらかさなどは自分の健康を知るヒントになります。いつ、何回したかなども覚えておきましょう。

集中して取り組む・しっかり体を動かす

体育で・外遊びで・お手伝いで、昼間に動いた分、体が休みを必要とし夜眠くなりやすいです。また、しっかり動くことで骨が刺激され骨が強くなります。

5~12歳(年長~小学6年生)の期間は体の動かし方、動作、技術を短時間で覚えることができる、一生に一度だけの貴重な年代でゴールデンエイジと呼ばれています。家でゲームも楽しいですが、天気のいい日は外で身体を動かして遊ぶ習慣ができるといいですね。

早寝

夜更かし→朝むりやり起きる→ねむい・だるい。小さい子供は21時迄、高学年は22時迄には寝るように心がけましょう。十分な睡眠を取ることで成長ホルモンも分泌されます。

夜に眠くなりかけた頃に、テレビやスマホ、ゲームなどは避けた方がよいでしょう。目がさえてしまい、寝付きが悪くなってしまいます。これは自然と眠くなっているのに無理やり体を起こそうとしているからなのです。

家族みんなで朝の健康チェックをしよう

  • 寝起きの様子(元気に起きられたか、ぐっすり眠れたか)
  • 顔色・食欲(顔色はどうか、食欲はあるか)
  • 皮膚の様子(発疹や腫れ、むくみなどないか) など

生活のリズムが整わないまま、学校生活をおくると疲れがたまりやすくなります。いつもと違う様子があれば、体温を測るなど様子を見ましょう。微熱・咳・頭痛などの症状を軽く見ないで、体調が悪いときには無理をさせず、休ませてあげましょう。

冬バテって知っていますか?

夏バテはご存じの方も多いと思いますが、「冬バテ」というのも実はあるんです。

主な原因

忙しさ…ストレスが溜まり、いつも緊張状態で休まらない

寒さ…冷えて血行が悪くなる

筋肉が衰える…運動量が減るため

日の短さ…太陽の光をあびないことによる不調

主な症状

  • イライラする
  • 疲れやすい
  • 寝付きが悪い
  • 肩がこる
  • お腹の調子が悪くなる
  • 免疫力の低下

予防・解消するためには

  • 気分転換をする
  • からだを動かす
  • お風呂に入って温まる
  • 体が温まる食事を取る など
おすすめの参考書籍