【フリーランスの確定申告】Macユーザー安堵!e-Tax変わった点2020

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こんにちは!フリーランスデザイナーのFujioです。

この時期(2月・3月)、フリーランス・個人事業主の方は、確定申告の準備でバタバタ…ではないでしょうか

私もフリーランスとして独立して10年、当たり前ですが確定申告をしてきました。

しかし以前は苦労しました、、

e-Taxによる電子申告をしていますが

  • Macの対応が悪すぎる
  • 利用者識別番号の取得が面倒
  • 住基カード(以前)・カードリーダーなど準備する必要がある

等、いろいろと使い勝手が悪かったんです。最後の最後でjavaのエラーが出たり

苦戦したエピソードを一つ紹介すると

2018年度はマイナンバーカードで苦労しました。

無事にe-Taxによる電子申告の送信が終わったと思ったら、税務署から連絡が

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税務署職員

「e-taxで送信いただいたデータですが、こちらではエラー表示があり受理できません。」

職員の方のお話しや、自分で調べた結果、それまでは住基カードを使っていたのですが、電子証明書の期限切れに気づかず、昨年度の申告には使えませんでした。しかも住基カードの電子証明書は更新不可(2018年以降)なので電子申告したいならマイナンバーカードを使えとのこと、、その時私はマイナンバーカードを持っておらず、マイナンバーカード取得申請の手続きから発行までは1・2ヶ月はかかるとのこと。

「完全アウトやん!」

avatar

Fujio

なので、電子申告はあきらめ、慌てて書類を準備し、本当にぎりぎりで直接税務署へ提出しました。

(※申告期限に遅れると延滞税が徴収されます)

その後、マイナンバーカード(IC付)は取得しました。

【フリーランスの確定申告】Macユーザー安堵!e-Tax変わった点2020

【フリーランスの確定申告】Macユーザー安堵!e-Tax変わった点2020

フリーランスが確定申告する際のポイント(初心者向け)

売上げと収益の違い(経費について)

純粋な売上げから経費を差し引いたものが収益(所得)となります。確定申告では収益を計上します。

例えば10,000円の売上げがあったして、その業務が完了するまでに車移動(ガソリン代2,000円)が必要だったとします。この場合売上げの10,000円から、かかった経費2,000円を引いた8,000円が収益(所得)となります。

フリーランスや個人事業主は様々な項目を経費として計上することができます、結果的に節税に繋がりますので経費は計算しておくようにしましょう(正直面倒くさいですけどね)

1年間の売上げを合計する→経費を計算→収益(所得)を計上

経費にするためにはレシート ・領収書 ・出金伝票を添付書類として提出する必要がありますが、e-Taxによる電子申告では添付は不要です。これは電子申告のメリットと言えます。

国民健康保険料、国民年金保険料について

国民健康保険料、国民年金保険料などは事業に関係ない支出なので、帳簿に書く必要はありません。ただし国民健康保険、国民年金などの社会保険料は、その全額が所得から差し引かれる「所得控除」の対象になります。年末に送られてくる各種の「控除証明書」を必ず保管しておき、確定申告書類に添付して提出しまししょう。

2020年(令和2年)の申告期限は3月16日(月)までです。

【フリーランスの確定申告】e-Tax変わった点

2019年からはマイナンバーカードを使った電子申告(e-tax)が簡単になりました!

(たしかに電子申告も手順が多く、これはこれで面倒くさいと思ってました)

繰り返しになりますが、今まで(2018年度まで)は下記の様な流れでした

【準備】
① マイナンバーカードを取得する(ICカードリーダ購入)
② e-Taxの開始届出書を提出する
③ e-TaxのID・パスワードを受領する(利用者識別番号)

【申告時】
① 申告等データを作成する
② マイナンバーカードで電子署名をする
③ e-TaxのID・パスワードで送信する

パスワードもマイナンバーカード用とe-Tax用、の2種類あったりと混乱しました・・・

そして2019年から「マイナンバーカード方式」と「ID・パスワード方式」の2つの方式が用意され、自由に選択できるようになりました。
それぞれの利用方法は下記の通りです。

マイナンバーカード方式

【準備】
① マイナンバーカードを取得する(事前の届出等は不要)

【申告時】
① 申告等データを作成する
② ICカードリーダライタを用意する
③ マイナンバーカードで電子署名・送信する(e-TaxのID・パスワードは不要)

ID・パスワード方式

【準備】
① e-Taxの開始届出書を提出する
② 税務署に出向いて職員が本人確認をする(平成31年からはマイナンバーカードで自宅からでも本人確認可能です)
③ ID・パスワードを受領する

【申告時】
① 申告等データを作成する
② 国税庁ホームページの確定申告書作成コーナーからID・パスワードを利用して送信する(マイナンバーカード・ICカードリーダ不要

ポイントをまとめると

昨年までは公的個人認証サービス利用者クライアントソフトやJavaの調整等で泣きそうでした。(ぎりぎりにやる自分が悪い)

今回は「パスワード登録方式」でいこうと思います。税務署へ行けば数分で登録できますしオンラインでも登録できます。ただしオンラインで失敗すると結局は税務署へ足を運ばなければいけないみたいです。

パスワード・ID方式による確定申告の体験レポート書きの記事にまとめましたので読んで頂けると分かりやすいと思います。

  ⇒【体験談】パスワード・ID方式の確定申告が驚くほど簡単だった理由

マイナンバーカードとカードリーダーをお持ちの方はチャレンジしてみてはいかがでしょう。確定申告に費やす時間が軽減されるのは個人事業の身としては本当に本当にありがたい(いままで何だったの)

詳しくは国税庁HPにて