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Q.フリーランスに名刺は必要か?
A.絶対作るべき!
名刺を作るべき理由と重要ポイントを押さえた作り方を解説します!
こんにちは!フリーランスデザイナーのFujioです。
フリーランスのみなさん、名刺はお持ちですか?
この記事は
- 名刺を作りたいけど、何をすればいい?
- フリーランスになったばかりで、まだ名刺がない
- 名刺はあるけどリニューアルしたい
- フリーランスに名刺なんか必要ないと思う
という方向けに、フリーランスデザイナー歴10年を超えた私が名刺の活用法や作り方、デザインのポイントをお伝えします。
以前の記事でも書いたように
フリーランスとして生きていくなら、人と人との繋がりはとても重要となってきます。ネット(クラウドソーシング)だけで食べていけるフリーランスは全体の数%ほどですので、特に案件自体の絶対数の少ない地方では地道な営業活動も避けては通れません。
ただ、この「営業」が難しい。特にエンジニア・デザイナー等の職業では営業経験のないまま独立する人も多いので苦戦必至です。(偏見ではなく、私自身も苦手です)。
何もしなくても仕事が舞い込んでくるような実績や知名度のある人なら話は別ですが、ほとんどの方はそうではない所からスタートするはずです。がむしゃらに営業だけして自分を売り込んでいけるといいのですが、本業の作業もあるフリーランスはそうもいきません。
少しでも営業活動の時間を削り、効率よく営業していかなくてはいけません。
そこで大切なのが「名刺」です。
今どき名刺なんて必要なの?
【答え】絶対必要です!
フリーランスや個人事業主にとって、名刺は非常に重要な営業ツールです。
例えばイベント会場で知人から、紹介を受けたとします。 自分自身が絶対に印象に残るようなビジュアルをしていれば問題ありませんが、なかなか1度だけの面識で名前を覚えてもらうのは難しいです。(私も覚えられない)
名刺にインパクトがあれば、なにかのタイミングで思い出してもらう確率もあがりますし、仕事につながるチャンスが広がることは間違いありません。
フリーランスの仕事獲得術については別記事でもまとめていますので、興味のある方は下記からどうぞ↓
⇒フリーランス歴10年の私が教えるフリーランスの仕事の取り方
フリーランス名刺の作り方【載せる情報と重要ポイント】
下記ではフリーランスの名刺に載せるべき情報を紹介していきます。
名前
個人的には本名の掲載を推奨します。ニックネーム・ペンネームで活動している人でも小さくて良いので本名は載せるべきです。
初対面の相手の立場から考えると、本名があったほうが安心しますよね。(あなたが有名人なら話は別です)
肩書き
フリーランスの名刺において「肩書き」めちゃくちゃ重要です!大事なことなので2度言います、「肩書き」はとっても重要!
実は名刺の中で、一番始めに見るのは「肩書き」だと言われています。名前よりも、どんな仕事をしていて、どのような立場にあるのかが初対面で知りたい情報なのです。
例えば肩書きを「デザイナー」と書けば「デザインをしている人」というのが一目で分かります。フリーランスの場合は他人との差別化も重要なので、そこの一言加えるのもテクニックの一つです。その辺の自由がきくのもフリーランスのメリットなので、相手に不快な思いをさせなければ自由な表現で大丈夫です。
「ブランディングに強い!フリーデザイナー」
ではどうでしょうか?店舗イメージやロゴなど、店舗立ち上げ時のブランディングまで任せられる印象を残すことが出来ます。
「歌って踊れるグラフィックデザイナー」
どんなだよ!って(笑)絶対印象に残りますよね!思い切ったキャッチコピーを付けるのも良いと思います!(嘘はだめですよ)
住所
フリーランスは自宅を事務所としている人も多いので「自宅の住所を知られたくない」と考える人もいるでしょう。しかし、私の意見としては住所も載せた方がいいと思います。全ての項目に言えることなのですが、自分についての情報が多ければ多いほど相手は安心します。
初めて仕事をする相手ならば信頼関係もまだありませんし、名刺の情報で自分を知ってもらうことはとても重要だと思います。
しかし、住所特定が簡単にできてしまう時代ですので、どうしても載せたくない場合はやめておいてもOKです。
電話・FAX
ネットの時代ではありますが、まだまだ電話・FAXが主流の企業は多いです、(特に官公庁関係)電話・FAXがあるのであれば載せておきましょう。
メールアドレス
必須です載せましょう。可能ならフリーランスとして独立するときに、独自ドメインをとりアドレスを取得しておくといいと思います。
もちろんGmailでも大丈夫ですが、ビジネスと私用の混同は避けた方が良いです。
SNS・WEBサイトURL
これは完全に個人の判断で大丈夫ですが、載せるのならビジネス用に運営しているアカウントを載せましょう。
顔写真・イラスト
お好きにどうぞ(笑)ちなみに私は入れていません。
名刺をみて思い出してもらいたいのは「この人どんな風貌の人だっけ」ではなく「この人、何が出来る人だっけ」だと思います。
フリーランスの名刺制作に役立つデザインの豆知識
フリーランスにもいくつかタイプがあって
自分のスキルを主に企業に売っていくビジネスタイプ (エンジニア・デザイナー・プログラマー・ライターなど)
自分の個性を活かし情報を売っていくタレントタイプ (youtuber、ブロガー、インスタグラマー、モデル、タレントなど)
それぞれに対峙するクラインとが異なるので、名刺のインパクト見せ方も変わってきます。
ここからは、簡単なことでプロっぽく見える!そんな名刺作成のポイントを紹介します。
名刺のサイズ
名刺のサイズは「55 × 91mm」が基本です。個性を出すために規格外のサイズで作る人もたまにいますが、正直名刺入れに入らないので迷惑です。規格外のサイズはあまりお勧めしません。(小さくするのはまだあり)
フォント選びのポイント
基本的には好みのフォントや個性的なフォントを使ってもいいと思います。ただ、必要な情報は読みやすく、見る人にやさいいフォントを選ぶのがポイントです。
特にメールアドレスやURLは名刺を見て入力する事も多いので、誤認しやすいフォントはできるだけ使わないようにしましょう。
例えばa(エー)とo(オー)、フォントによってはパっと見で誤認しやすいフォントもあります。
ローマ字のo(オー)と数字の0(ゼロ)にも気をつけましょう。
クライアント
いくら送ってもメールが返ってくる
なんてことにならないよう、気をつけてみましょう。
余白や文字の頭をきちんと揃える
細かいことですが、こういう所がきちんとしてあると全然印象が違ってきます。
便利な名刺作成サービス
「データを作る時間も無いし、印刷用入稿データの作り方も分からない」という方はデザインから印刷までお任せのネットサービスをうまく使いましょう!
名刺作成サービスを選ぶときのポイント
- テンプレート・紙の種類の豊富さ
- オプション加工の充実さ
- コスト・納期
カスタムデザイン名刺 whoo
おしゃれな名刺デザインが豊富!珍しいサイズも取り扱っていて、個性と品質にこだわりたい方へオススメ!そのクオリティは下記でチェックして下さい!スマホからも簡単に作成できます!
⇒世界中の名刺デザインが無料。3ステップで簡単作成【デザインを見てみる】
名刺通販ドットコム
デザインを考えている時間がない、早く手軽に作りたい方におすすめです!豊富なテンプレートが用意されているので気に入ったデザインを選ぶだけ!
ご注文はコチラ⇒ビジネス名刺専門通販サイト「名刺通販ドットコム」
自分だけのデザイン名刺なら【ココナラ】依頼!
多くのデザイナーが登録しているので、満足のいくオリジナル名刺ができます。デザインのみの発注もできるので、印刷は格安のネット印刷を使うのがオススメです。格安ですが品質も劣らない「ラクスル 」がいいと思います。私も印刷物の仕事などで、よくお世話になっています。
名刺管理ツールで効率よく管理
最近ではスマホのカメラで撮影するだけで瞬時に名刺の情報を取得できるアプリや、名前、会社名などの文字を読み取り、編集可能なデータに変換するOCR機能搭載のアプリがあります。大量の名刺ファイルをめくって目的の名刺を探す時間を削減できるので本当に便利です。下記で私も使っている管理アプリを紹介しておきます。
Eight (無料)
シンプルなデザインで、名刺を効率よく管理するアプリです。名刺を読み込むと人力で正確にデータ化してくれるのが大きな特長。名刺管理に留まらず必要ならSNSとして活用することもできます。無料アプリでここまで出来れば文句はありませんね。
おすすめポイント
- スピーディかつ正確に名刺をデータ化。個人情報の漏洩対策もバッチリ
- 異動や昇進、転職などの情報が自動更新され、相手の近況がわかる
- チャット機能も。時候の挨拶から商談の提案まで、折衝の機会が増える
Evernote Scannable(無料)
かざすだけで即、認識 大量の書類を手早くデータ化してくれるアプリ。手早く済ませたい人はこのアプリを使ってみてください。本当にかざすだけなので作業量はほぼゼロ、めちゃくちゃ簡単ですよ。
おすすめポイント
- 取り込み範囲の手直しは一切ナシ。高精度を誇るカメラで書類のデータ化
- 名刺を取り込めば、アドレス・番号などを連絡先に登録できる状態に
- データはEvernoteに保存できる。複数の端末で管理可能
おまけ
過去に遊びで作ったインパクト重視のデザインが出てきたので晒しておきます(笑)内容はすべて架空の物です。
SNSで話題になった個性的な名刺
参考書籍
フリーランス名刺制作のまとめ
フリーランスという働き方が確立された近年、プロジェクトの進行において個人対企業というマッチアップも多くなってきました。そこでフリーランスに求められるのはスキルはもちろん「個性」だと思います。名刺はその個性を売り込んでくれるツールの一つです。例えば、複数のデザインの名刺を用意し、ビジネスシーンに合わせて使っていくのも良いと思います。ひとつ個性的な名刺があれば話題作りのきっかけになるのは間違いないですし、クリエイターなど同士の新しい繋がりを生んでくれるかもしれません。新しい名刺を作るのは気分転換にもなります、デザインや内容を定期的に見直しながら、いまの自分に最適な名刺を作っていきましょう。